2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

 使わないと衰える脳と体

脳の神経細胞は、大脳皮質だけで約140億個ありますが、20歳を過ぎると1日に約10万個減るといわれます。しかし、神経細胞の減少が即、脳の働きの衰えにつながるわけではありません。脳の神経細胞缶のネットワーク数が減り、情報のやり取りが少なくな…

 記憶の長さ

記憶には、大きく分けて短い記憶と長い記憶の2種類があります。 短い記憶は、30秒から数分しか覚えていられない記憶です。例えば、頭に入れたばかりの番号に電話をかけようとしたときに、他の電話がかかってきます。すると、電話をきったときには、最初に…

 海馬の働き

たった今起きたことなのに、すぐその出来事を忘れてしまう。これがボケの特徴ですが、なぜ記憶が残らないのでしょう。その秘密は、脳の中の海馬が握っています。海馬は、テープレコーダーにたとえるとカセットテープにあたります。 海馬は、脳の一番奥、側頭…

 ボケの種類

ボケには、脳の全体的な機能の低下によるものと、ダメージを受けた部位からボケが発症するものの2種類があります。全体的なボケはアルツハイマー病にうよる認知症、部分的なボケは脳血管性障害による認知症で、この2種類で認知症全体の約80%をしめています…

 記憶のステップ

私たちの記憶は、4つのステップにわかれています。 入力 情報を脳にインプットすることです。テープレコーダーに例えると、録音にあたります。 想起 インプットされた内容を思い出し、脳に保持することをいいます。 出力 思い出した内容を言葉にすることを…

エイジングケア

酸化は、全身の細胞をさびつかせ、老化を起こす元凶。肌と同じように目の細胞も酸化の悪影響を受けてしまいます。また、網膜にはたくさんの毛細血管が集まっているため、血管が若々しくないと、目に栄養成分が届かず、元気に働いてはくれません。エイジング…

加齢黄斑変性とルテイン

目の黄斑部、さらに水晶体にも存在するルテインは、加齢とともに減少する一方、体内では合成できない成分のため、食事で積極的に摂取することが必要。ルテインの摂取で加齢黄斑変性のリスクが軽減したという報告があります。→ ⇒健康食品のページ

加齢黄斑変性とビタミン

かつては有効な治療法がありませんでしたが、最近では、初期段階で抗酸化作用のあるビタミンやミネラルなどを摂取すると、病気を予防したり、進行を遅らせることもわかってきました。なにより早期治療が肝心なので、違和感があればすぐに医師に相談しましょ…

加齢黄斑変性

近年、症例が多く、中高年が特に気をつけたいのが、網膜の黄斑部の異常により視覚障害が起きる病気 加齢黄斑変性。加齢による黄斑部の変質や、新生血管から血液がしみだして組織にダメージを与えることが下人といわれ、アメリカでは中途失明の原因の第一位に…

老眼鏡

老眼鏡をかけずに老眼を我慢していると、目に大きな負担となり、疲れ目どころか頭痛や肩こりなど、目以外のトラブルまでまねいてしまいます。見えにくさを感じたら、ガマンは禁物。目にあったメガネを着用して、負担をいち早く和らげましょう。→ ⇒健康食品の…

老眼のはじまり

レンズの役割をする水晶体は、若いときには弾力性があり、厚さがスムーズに変化しますが、加齢によって年々硬くなってしまいます。さらに、その厚みをコントロールする毛様体筋の力も衰えてしまうことが原因です。→ ⇒健康食品のページ

アスタキサンチン

サケやエビなどに含まれる赤やオレンジの色素成分。ピント調節に役立つだけでなく、中高年の老眼に起因する眼精疲労にも有効であると考えられている。→ ⇒健康食品のページ

加齢による不調

老眼とは、加齢に伴いピント調整力が衰えてしまうこと。中高年になると多くの人がだんだん手元にピントが合わなくなり、ようやく自覚・意識しますが、ピント調整力の低下は生まれたときからはじまっています。また、老眼以上に注意しなければならないのが、…

DHA

脳の働きを高める栄養素として知られていますが、人の体の中では目の網膜細胞に一番多く含まれていることでもわかるように、目において必要不可欠な栄養素がDHA。細胞の膜をやわらかくする働きがあり、目の網膜細胞間で神経伝達物質のやりとりをスムーズにし…

黒大豆

見る健康によい成分の代表格がアントシアニン。ブルーベリー(ビルベリー)に含まれることが広く知られていますが、最近では黒大豆種皮のほうが、ロドプシンの再合成に役立つアニジン系のアントシアニンをより豊富に含んでいることで注目されています。→ ⇒健…

ロドプシン

人がものを見るとき、網膜の視細胞に存在するロドプシンという物質の変化が脳に刺激として伝えられます。ものを見るたびにロドプシンは再合成されて新しい情報を伝えます。目を使いすぎると、このロドプシンの再合成が間に合わなくなり、目が疲れやすくなっ…

目の働きを支える成分

DHA 細胞膜をやわらかくし、情報伝達をスムーズにする働きがある。また視力改善にも役立つという報告がある。 ベータカロテン(ビタミンA) ビタミンAはロドプシンの構成成分。角膜を保護する働きがあり、不足するとドライアイの原因に。ビタミンAは過剰症の…

疲れ目の改善に役立つ成分

アントシアニン ロドプシンの再合成を高めて、情報伝達をスムーズにする。また毛様体筋の血行を改善することから、眼精疲労の回復にも役立つといわれている。 ビタミンB群 ビタミンB12は視神経のエネルギー代謝を助け、目から脳への神経伝達を正常にし、眼…

休養

目を使う作業をするときは意識してこまめに瞬きをしましょう。1時間をめどに10分ほどのインターバルを意識してとり、目を休めるのも大切。その際眼球をゆっくりと円を描くように数回まわし、首や肩もまわしてあげましょう。また、、目がつらいときは目のま…

 若年層の疲れ目

ただぼんやり見るという行為だけでも、目は疲労します。特に近くのもの、光の刺激が強いものを見るのは、目にとって大変な負荷。パソコンを多様する人に目のふぃウチョうを訴える人が多いことはよく知られていますが、最近では携帯電話や携帯ゲームなどによ…

 筋肉の疲労

私たちは普段運動によって筋肉痛といった筋肉疲労を経験しますが、実は目でも同様のことが起こっています。目は上下左右、上斜め、下斜めに動かす6つの筋肉を使って、目を内側に向けさせて近くのものを見ています。 一日中、目を使っていると次第に筋肉に疲…

 疲れ目・老眼など

人は、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚という五感を働かせて、生きるために必要な情報を得ています。中でも視覚を通じて得る情報は80%を超えるといわれるほど、人は視覚に依存して生きているのです。それゆえ、目は一生ハードに働きつづけなければなりませ…

食物繊維

便秘になると、腸で発生したガスも血中から肝臓に運ばれるため、肝臓の解毒作用を酷使させ負担をかけてしまいます。また、食物繊維には脂質や糖質の吸収を抑制し、肝臓に脂肪を貯めすぎないようにするといった働きもあることから、食物繊維をとるよう日ごろ…

ビタミン

肝臓では多量の活性酸素が発生しているので、ビタミンC,E、カロテノイドといった抗酸化ビタミンの働きがとても重要です。またビタミンB群は、肝臓で分解や解毒をする際に不足すると肝機能はたちまち低下してしまいます。またビタミンB群に属するナイアシンは…

セレン

抗酸化酵素の一つ、グルタチオンパーオキンダーゼの働きに欠かせないミネラルです。→ 肝機能障害対策

亜鉛

肝臓で働く多くの酵素の働きに必要なミネラル。お酒を飲むと亜鉛が消費されるので不足しないよう補う必要があります。→ 肝機能障害対策

たんぱく質(L-システインペプチド)

傷ついた肝細胞の再生に必要です。また、肝臓で行われる代謝や解毒などの働きに関わる多くの酵素も主にたんぱく質からつくられているため、材料となる良質のたんぱく質を摂ることが大切です。アミノ酸の一種であるL-システインペプチドは、抗酸化酵素グルタ…

マリアアザミ

肝臓内の不要物を外に運び出す作用があり、ヨーロッパでは古くから用いられているハーブ。マリアアザミから抽出されるシリマリンという成分は、それ自体も抗酸化物質として働きながら、体内で合成される抗酸化物質のグルタチオンを増加させる作用も。さらに…

牡蛎

牡蛎に多く含まれるタウリンはアミノ酸の一種で、胆汁酸の分泌を促し、肝臓の解毒作用を高めます。肝細胞の再生、細胞膜の安定のためにも働くので、肝機能アップにとても役立つといえるでしょう。グリコーゲンも多くふくまれており、これは肝臓で貯蔵され必…

ウコン

ターメリックという名称でも知られるウコンの精油成分には胆汁の分泌を促す働きがあり、肝臓が有害物質を解毒する歳に作られウr不要物を大概へ運び出すのを助けてくれます。また、色素成分であるクルクミンは強い抗酸化作用をもち、肝臓で大量に発生する活性…