2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

 白内障と緑内障

加齢性白内障は、加齢性と称されるように、加齢にともなって水晶体が徐々に白くにごる病気で、 ものがかすんだりぼやけて見えるようになります。 現在では治療法が飛躍的に進歩し、日帰り手術が可能です。 緑内障は、視神経の病気ですが、初期の自覚症状がほ…

 血管を若く保つ

目には血管が多く集まっていて、「目の血管は全身の血管の象徴」といわれるほどです。 網膜や視神経には細かい血管が入り組んでいるため、血管の健康状態の影響をはっきりと受けてしまいます。 例えば、緑内障の一因は目の血流が悪くなって視神経が障害を受…

 目の老化対策

目の老化のうち、加齢のよる影響が大きいのが水晶体で、程度は様々ですが、ほぼすべての人が白濁していきます。紫外線を浴びることでリスクが高くなるといわれています。 また、網膜は加齢の影響を強く受け、黄斑変性症などを引き起こします。涙腺では分泌さ…

加齢と目の老化

目の老化は加齢によって徐々に進んでいきます。近くを見るときにピントが合わなくなる老眼は、目の調節力が低下するために起こります。他にも視野の中央がよく見えなくなる黄斑変性症、水晶体が白濁する白内障、ドライアイなど様々なトラブルが生じます。 目…

 甜茶

甜茶は中国南部桂林の山岳地帯で収穫されるバラ科の植物からつくられます。甘いを意味する甜の字がつくとおり、ほのかな甘味があります。食欲を増進させ、熱を下げるお茶として飲まれてきましたが、近年は、甜茶に含まれるポリフェノールが季節の変わり目の…

 桑の葉茶

桑の葉は、日本人が様々に利用してきた植物。特に葉を日陰に干してつくったお茶は、古くから健康茶として親しまれてきました。飲み口は特有の甘味とサッパリ感のあるもの。 葉に含まれる成分が糖の吸収をゆるやかにするといわれ、食生活の乱れが気になる現代…

 エキナセア茶

エキナセアは、夏から秋にかけてローズピンクの愛らしい花を咲かせるキク科のハーブ。根や根茎が、ネイティブアメリカンやヨーロッパの人々の間でメディカルハーブとして用いられてきました。体本来がもつ力に働きかけるため、寒い時期や季節や季節の変わり…

 ルイボス茶

南アフリカの高地に自生する、マメ科の針葉樹の葉を自然発酵させたものがルイボス茶。発酵によって葉が濃いオレンジ色に変化するため、樹木自体も赤い藪とよがれるようになりました。ポリフェノールのほか、カルシウム、鉄、亜鉛などのミネラルも含み、南ア…

 ウコン茶

ウコンは、ショウガ科の植物。古くからスパイス染料、薬用に用いられてきました。日本でも温暖な地方で生産されています。ウコンの主成分クルクミンは、肝臓の働きを助け、血中のコレステロールに働きます。沖縄ではウコンの粉末を溶いたものをうっちん茶と…

 ギムネマ茶

ギムネマはインド中南部、東南アジアなどに広く時世している植物。インドの伝承医学アーユルヴェーダにも用いられています。 ギムネマはヒンズー語で砂糖を壊すものという意味。ギムネマの葉を噛むと、数分で砂糖の甘味を全く感じなくなることに由来します。…

 蕎麦茶

日本人の食生活と切り離すことのできない蕎麦。その実を炒って煎じて飲む蕎麦茶は、香ばしい香り、ほのかな甘味、さっぱりしたのみ口が特徴です。血管の健康に役立つルチンが豊富。話題のだったんそば茶はルチンを特に豊富に含んでいます。→ 健康茶のページ

 ハトムギ茶

古くから中国、韓国、日本で薬用として利用されてきたハトムギ。日本には仏教の経典などとともに7−8世紀に伝来し、長い間、人々の健康に役立てられてきました。ハトムギ茶はサビに対して働くほか、肌を丈夫で健康に保つといわれています。→ 健康茶のページ

 麦茶

炒った大麦を熱湯で煮出して飲む麦茶。起源は平安時代にさかのぼり、古くは麦湯と呼ばれ、江戸時代には麦湯店と呼ばれる店が人気になったほどです。カルシウムや亜鉛などのミネラルを豊富に含み、血液の流れをよくし、胃の健康にも役立ちます。カフェインを…

 ジャスミン茶

中国茶の一つ、花茶の代表的なお茶。ジャスミンの花の上品な香りが漂う、まろやかな味わいです。ジャスミンの香りに含まれる成分は、自律神経に働きかけ、副交感神経を優位にさせるため、高いリラックス効果を生みます。→ 健康茶のページ

 お茶を飲む習慣

日本にお茶がもたらされたのは、遣唐使の時代。仏教の経典などとともに伝来しましたが、当時は不老長寿の薬とされ、上流階級のみ手にできるものでした。鎌倉時代に入り、お茶の持つ薬効に着目した臨済宗の祖・栄西によって改めて日本に紹介されると、それ以…

 プアール茶

中国雲南省が産地のプアール茶。濃いセピア色と、後発酵茶特有のまろやかさ、独特の芳香が楽しめるお茶です。プアール茶に含まれる成分が消化を促進し、脂肪の分解に関わることから、日本でも人気があります。油の多い料理の時は食中や食後に供されます。熟…

 ウーロン茶

中国茶の中でも、日本で最もその名が知られているウーロン茶。茶葉を程よく発酵させた半発酵のお茶です。 ウーロン茶の魅力はその優雅な香りと、ビタミン類やテアニン、カフェインなどの豊富な栄養成分。中でも、発酵の過程で生まれる ウーロン茶ポリフェノ…

 ライチ紅茶

中国茶の仲間にも紅茶があるのをご存知でしょうか。その一つライチ紅茶は、ライチの果肉やジュースで香りや味をつけたフレーバーティー。ライチの甘くやさしい香りが、ストレスを和らげます。ライチは、楊貴妃が愛し、彼女の美しさの秘密だったといわれる果…

 紅茶

香りが強く、深い渋みのある紅茶。ヨーロッパで発展しましたが、そのルーツは中国。一説では、17世紀にヨーロッパで中国茶ブームが起きた際、製造業者が買い手の好みに合わせて発酵の度合いを変えているうちに紅茶が誕生したといわれます。 主成分は、タン…

 玄米茶

煎茶などと炒った玄米を混ぜ合わせたブレンド茶です。もともとは、京都の茶商が、正月の餅を細かく砕いて炒り、お茶に混ぜて飲んだのがはじまりといわれます。それがやがて炒った玄米を入れるようになり、現在のスタイルに。 こんがり炒った玄米の香ばしさは…

 抹茶

抹茶は、覆下栽培と呼ばれる方法により、うまみをたっぷりと蓄えた若葉から作られます。若葉の明るい色が鮮やかで、苦味、甘味、うまみなど、様々な味を兼ね備えた深い味わいが口に広がります。また、茶葉を粉末にして飲むため、その栄養をまるごと摂取でき…

 煎茶

煎茶は日本茶を代表するお茶。茶葉のうまみやさわやかな香り、まろやかな甘味やきりっとした渋みなど、バランスのとれた味を楽しめるのが特徴です。また、味わいだけでなく、多様な栄養成分にも大きな注目が集まっています。殺菌や抗酸化に力を発揮するポリ…

 茶葉

食事時やリラックスタイム、気分転換などお茶は私たちの暮らしに欠くことのできない存在です。ふだん何気なく口にしていますが、朝茶は七里戻っても飲め、新茶は寿命が延びるなど、昔からの格言にもあるように、お茶と健康の間には不快関係があります。私た…

 バレリアン

バレリアンは、オミナエシ科の多年草。原産地はヨーロッパで、書家から夏にかけて、小さくかわいらしい花をつけ、整腸すると1.5mほどになります。 バレリアンの根の部分は、乾燥させると独特の香りを放ち、ネズミやネコが引き寄せられるといいます。 ドイツ…

 動脈硬化

血管がしなやかで弾力性に富んでいると、血管はスムーズに流れます。ところが、血管壁が厚くなり、血管が硬く狭くなって弾力性を失うと、血液は通りにくくなります。 血管が柔軟性を失うのは、LDLコレステロールが血管内に多量にたまることから始まります。…

 血中脂質

血液中の中性脂肪やコレステロールは、一定量を保つようにコントロールされていますが、調節がうまくいかなくなり、増えすぎると、血液の健康に影響を及ぼします。 中性脂肪が肝臓で燃焼しきれないと、燃えカスであるレムナントという物質が発生し、赤血球の…

 血流不良

赤血球や白血球は、毛細血管の太さより大きいにもかかわらず、前進をスムーズに流れています。それは、赤血球や白血球が変形して通過しているからです。しかし、これらの血液成分が異常をきたすと、血液が流れにくくなります。 その他、血小板の凝集性や粘着…

 貧血

血液成分の中で、最も数が多いのは赤血球ですが、この赤血球の数が少なくなったり、ヘモグロビンの材料である鉄が不足すると、貧血になります。 貧血になると、血液は液体成分が多くなって、薄くなり、十分な酸素を運べなくなります。そのため全身の細胞が酸…

 血液の働き

食事から摂取した栄養素は小腸から吸収され、肝臓で体に必要な形につくりかえられます。血液は、こうしてできたブドウ糖やアミノ酸を各器官に運搬します。 また、栄養素がエネルギーに変えられるときに発生した老廃物を細胞から回収し、肝臓や腎臓に運ぶのも…

 血液の成分

人間の血液は、液体成分である血漿と細胞成分である血球によって構成されています。血漿は血液中の約55%を占め、残りの約45%が、赤血球、白血球(顆粒球、リンパ球)、血小板の血球です。 血漿 約90%は水分で、残りの約10%のうち、たんぱく質、脂質、糖質、…