2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

 いびきをかくのは肥満の人におおい?

いびきは、睡眠中に鼻から吸った息が気道を通るときに抵抗を受け、空気が振動して出る音です。 気道が狭いほどいびきをかきやすく、太った人は気道のまわりに脂肪が多いため、いびきをかきやすいのです。しかし、いびきの要因は肥満だけではありません。たと…

 睡眠時間には個人差やリズムがある

必要とされる睡眠時間には個人差があり、状況によっても変動します。むしろ睡眠時間より睡眠のリズムが重要です。 睡眠には約90分臭気のリズムがあり、レム睡眠とノンレム睡眠が交互に繰り返されています。レム睡眠では脳はおきている状態。眠りは浅く、夢…

 記憶やストレス解消にも睡眠は大切

睡眠の役割は疲労回復だけではありません。 睡眠中、脳は昼間に学んだ多くの情報や出来事から重要なものを整理し、記憶します。 また、ストレスへの対処にも睡眠は重要な役割を果たします。ストレスにより緊張すると、脳が活発に働いてストレスに対処しよう…

 睡眠の老化

睡眠の質やリズムは、夜更かしやストレスだけでなく、加齢とともに変化していきます。30代を過ぎると、深い眠りが得られなくなりはじめます。最初は気付きませんが、高齢になると、すぐに目がさめるなど、浅い眠りを自覚するようになります。また、高齢者…

 30代・40代は睡眠不足

平成17年の国民健康・栄養調査によれば、睡眠で休養があまりとれていない人と全くとれていない人をあわせると、全体の20.7%。5人に1人がよく眠れていません。 特に30代、40代の働き盛りでは、よく眠れない人は30%以上にのぼります。この調査によ…

 心身の疲労回復に睡眠は欠かせない

私たちは眠ることによって心身の疲れを回復させます。昼間、大脳は様々なホルモンを使って働いていますが、疲れてホルモンの分解産物(睡眠物質)がたまると、眠くなります。そして、深い睡眠のとき、脳下垂体から成長ホルモンが分泌され、昼間にたまった肉…

 簡単な筋トレを毎日続けましょう

腹筋中心に、筋肉を鍛える運動をするのも有効です。ただし、継続することが大切なので、いきなりハードなトレーニングに挑戦するのはやめましょう。 普段の生活で歩く量をふやしたり、腹筋アップ体操など簡単にできる体操を続けましょう。また、股関節を柔軟…

 寝る前の食事は控え朝はゆったりと

早寝早起きの規則ただしい生活が、体のリズムをととのえ、健やかな腸を保つヒケツです。 夜遅くに食べてすぐに寝るのは、おすすめできません。消化物がお腹に入った状態で眠ると、胃腸が休まらないうえ、朝起きても空腹感がありません。就寝前の3時間ほどは…

 気をつけたいこと

水分不足は便秘を招きます。食物繊維とあわせて水分をたっぷり摂取すると、食物繊維が水分を含んで便をやわらかくしてくれます。また、おきぬけに水を1杯飲むと、腸の蠕動運動を促し、便通が促されます。 コーヒーやお茶に含まれるカフェインには、腸を刺激…

 食物繊維を補う

野菜や果物は食物繊維が豊富。ただし、下痢に悩む人は、ゴボウやタケノコなどに含まれる不溶性食物繊維を含む食品は控えめに。腸におだやかな刺激を与える水溶性食物繊維を含む果物がおすすめです。 果物の中でもキウイには、たんぱく質分解酵素のアクチニジ…

 オリゴ糖を摂る

オリゴ糖は数個の単糖が結合してできた糖類の総称。野菜類に含まれるフラクトオリゴ糖、大豆に含まれる大豆オリゴ糖、味噌や醤油に少量含まれるイソマルトオリゴ糖など、いろいろな種類があります。 オリゴ糖は消化・吸収されずに大腸まで届き、ビフィズス菌…

 善玉菌を補う

善玉菌は、お互いの働きを助け合って共存しています。 ビフィズス菌 糖を分解して、悪玉菌の増殖を抑える乳酸や酢酸を生み出し、大腸の蠕動運動を促進し、消化・吸収などの腸の機能を高めます。 乳酸菌 ビフィズス菌の増殖力を高めたり、腸内を酸性にして悪…

 腸によい栄養成分を積極的に

腸を健やかに保つには、規則正しい生活が第一です。腸の働きをコントロールする自立神経は、不規則な生活だと働きも乱れ勝ち。 一日3食バランスのとれた食事をとり、規則正しい生活と充分な睡眠、適度な運動により、体のリズムをととのえましょう。 規則正…

 ダイエット

ダイエットで食事量を極端に減らすと、便の量は減り、腸は便を送り出しにくくなります。超を通過する時間が長くなるほど、便から水分が失われ、便がカチカチになるという悪循環が起きます。ダイエットによって筋力が低下しても、腸の働きは低下します。 また…

 ストレス

内臓の働きは自律神経によってコントロールされてますが、腸も例外ではありません。交感神経が優位になると腸の活動が抑制され、副交感神経が優位になると腸の働きは促進されます。 ストレスなどで緊張すると、交感神経が優位になるため、腸がうまく働きにく…

 運動不足

排便の際は、おなかの筋肉で腸を圧迫し、便を押し出しています。運動不足で腹筋や大腰筋の力が低下すると、押し出す力が弱くなります。また、腹筋や大腰筋が衰えると、腸下垂を招きます。高齢者ほど便秘に悩む人が増えるのは、筋力の低下も原因の一つです。→…

 食生活

腸は消化・吸収を行う器官ですから、食生活が腸の状態に密接に関わります。 質・量ともじゅうぶんな食事と水分を摂取していること、便の材料となる食物繊維を多くとっていることが大切です。また、肉の多い食事や深酒は、悪玉菌を増やします。 もうひとつ大…

 カチカチもユルユルも日々の生活に原因

便秘や下痢は、体調を崩したり生活環境が変化した場合などの一時的なものでも、原因を放っておくと、不調が続いて慢性化することもあります。 腸の不調は、日々の生活が大きく影響します。どのような要因が不調を招くのでしょうか。 食べたものの種類や個人…

 善玉菌と悪玉菌のバランス

人間の腸には、およそ100種類・100兆個の最近がすんでいるといわれていますが、人間にとってよい働きをする菌もいれば、そうではない菌もいます。 人間にとってよい働きをするのが、善玉菌。腸内を酸性に保つことで腸の蠕動運動を促したり、酸の力で細…

 腸が元気ならおなかはスッキリ

食物は、歯で噛み砕かれ、唾液や胃液で分解されたあと、小腸で多くの栄養成分がさらに細かく分解され、吸収されます。ドロドロになった消化物は、大腸に到達して水分やみねらるなどが吸収され、消化されなかったものは直腸を経て排泄されます。腸は排便に重…

 負荷を与える運動と日常動作

摂取したカルシウムが骨となるためには、骨に適度な負荷を与えることが大切です。 適度な運動は、骨に刺激を与え、血流を促して骨を丈夫にします。このとき、体が痛いのに無理をしたり、ハードな運動で三日坊主に終わるよりも、無理のない範囲で継続すること…

 カルシウムの必要性を体に感じさせる

宇宙で無重力状態を1箇月体験すると、骨量が1−1.5%減ったといわれています また、アメリカの実験では、健康な人をベッドで寝たきりの状態にさせたところ尿中に排出されるカルシウム量が高まるという結果が出ました。1日2回、2時間ずつ起立姿勢をと…

 摂り過ぎに注意したい栄養素

同時に、カルイスムの吸収を妨げる栄養素を取り過ぎないこと。リン、シュウ酸、食塩などは、カルシウムの吸収を妨げたり、活性型ビタミンDの合成を邪魔します。しかし、これらの栄養素は体に必要な成分です。あくまで摂り過ぎに注意し、適度な摂取を心がけま…

 いろいろな栄養素をバランスよく摂取

健やかな骨を保つには、ふだんの食事で継続的にカルシウムを摂取することが大切です。 吸収率の高いカルシウムや骨づくりに役立つ栄養素を多く含む食品を、積極的に毎日の献立にとりいれましょう。 特に、カルシウムの吸収を助けるビタミンDを豊富に含む食品…

 骨づくりを助ける栄養素

骨量を高めるには、カルシウム吸収を助ける栄養素も重要です。 ビタミンDha,活性型ビタミンDに変化し、腸でのカルシウム吸収を高めます。 また骨の表面にカルシウムが沈着するには、たんぱく質(コラーゲン)の土台が必要です。牛乳のカルシウムの吸収率が高…

 カルシウム吸収に優れた食品

骨を健やかに保つために、カルシウムの摂取は欠かせません。そのときに、量だけでなく、体に吸収されやすいカルシウムを摂取することも大切。 日本人のカルシウム摂取源で牛乳・乳製品の次に多いのが野菜です。ただ、ホウレンソウに含まれるシュウ酸カルシウ…

 骨密度

若いときはどれだけ最大骨量を多くするかが重視されていますが、加齢とともに骨量の減少をいかに少なくするかも大切です。 健やかな骨をキープするには、まず定期的に骨密度を測定し、把握しましょう。最初に、骨量がピークになる20歳に測定し、その後10…

 カルシウム吸収率

中高年になると、若いころよりも胃腸の働きがダウンします。これは、カルシウムの吸収率にも影響し、思春期をピークに、加齢とともに低下します。 また、欧米の研究では、高齢者のビタミンD不足がカルシウム吸収に与える影響が重要視されています。ビタミンD…

 継続的なカルシウム摂取

体内では、日々、骨吸収と骨形成が繰り返されていますが、カルシウム不足による血中カルシウム濃度の低い状態が継続すると、骨吸収と骨形声の調節機構のバランスが崩れ、骨吸収が優位にないrます。 すると、骨からカルシウムを溶出させる仕組みが強すぎて、…

 骨は3年で生まれ変わる

骨は一度作られると変化しないようにみえますが、実際には皮膚などと同じように新陳代謝を繰り返しています。 骨は建築構造にたとえると、鉄筋コンクリートのような構造をしており、鉄筋がたんぱく質のコラーゲンで、その間を埋めるコンクリートがカルシウム…