2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

 貯骨と運動

「貯骨」の残高を増やすためにはどうしたらいいのでしょう。 まずは、カルシウムを摂取することです。日本人はすべての世代にわたって、厚生労働省の定めた目安量を下回っています。 世代では異なりますが、約200mgのカルシウム(牛乳1本分)を今より多くと…

 美骨

骨は硬ければいいと思うかもしれませんが、そうではありません。たとえば木の枝でも、ただ硬い枝はすぐにぽっきり折れてしまいますが、よくしなる枝は折れにくいもの。骨も同じです。カルシウムなどの無機成分だけでできた骨は、ガチガチに硬いけれど、ムリ…

 骨量を増やす

「丈夫な骨をつくるためには、若いときの心がけが大切。中高年になったら手遅れ」と考えていませんか? 確かに、そうした考えの根拠になる事実もあります。ひとつは、カルシウムの吸収率の低下です。 男女とも思春期にカルシウム吸収量はピークを迎え、年齢…

 カルシウム

カルシウムは、人体の中で炭素、水素についで多く含まれ、実に様々な役割を担っていますが、99%は骨や歯の形成成分になっています。 私たちが自由に動けるのは骨のおかげです。骨を形成するカルシウムが不足すると、骨折しやすくなります。今、問題になっ…

 エキナセア

エキナセアは、真夏から初秋にかけて可憐なピンクの花を咲かせるキク科の多年草です。世界中で使われているとても知名度の高いハーブで、特に原産国のアメリカなどでは、子供が風邪をひくと、まずはエキナセアを飲ませるといわれるほど。 薬用に用いられてき…

 ビタミンC・セレンの効能

水溶性のビタミンCは体内の水分の多いところで働きますから、脂溶性のビタミンEと一緒に摂ると、幅広く抗酸化力を発揮できます。また、ビタミンEは活性酸素を無害化すると効力を失ってしまいますが、ビタミンCによってもとの状態に戻ることができます。…

トコトリエノール (スーパービタミンE)

強力な抗酸化作用をもつことから「スーパービタミンE」とよばれているのが、トコトリエノール。ビタミンEの仲間で、小麦・米胚芽油やパーム油などにふくまれている脂溶性のビタミンです。 トコトリエノールはビタミンE(トコフェロール)の数十倍もの抗酸…

ビタミンEの働き

ビタミンEは、脂溶性のビタミンで水に溶けない性質をもち、体内では細胞の膜や脂質部分などに存在しています。若返りのビタミンともいわれ、主な働きは、活性酸素の害から細胞を守ることです。 活性酸素によって細胞が酸化され、血管壁に過酸化脂質が増える…

 ビタミンEの効能

ビタミンEは脂溶性のビタミンですから、細胞の膜などの体内の脂質部分に存在しています。そこで、細胞膜が活性酸素によって参加されるのを防いでいるのです。 赤血球が活性酸素の攻撃を受けると、膜が柔軟性を失って変形しにくくなります。また、白血球は接…

 イチョウ葉エキスの効能

イチョウ葉エキスは、色づく前のイチョウの青葉から不要な成分を取り除いて精製したエキス。ヨーロッパでは1970年代から、血液循環を改善する医薬品として広く使われています。 イチョウ葉エキスには、植物の色素成分のひとつで、活性酸素の働きを抑える…

 冷え対策

冷え切った体の血行を高めるのには、入浴が一番。お風呂に入っているときに、身体が冷えている人はいませんよね。身体をよく温めれば、血液循環も高まります。 そして、冷えやすい部分の保温。厚手のソックスや手袋などで、冷えやすい部分をまもってください…

 どろどろの血と血行不良

血液の流れやすさは、血管の状態ばかりではなく、「血液の性状」によっても大きく左右されます。 血液は液体成分のほかに、赤血球、白血球、血小板などの固形成分を含んでいます。 摂家急は比較的大型の血球ですが、柔軟な膜に包まれているので、毛細血管を…

 こんな場合も血行不良

「下半身が冷えているのに、顔がほてる」や「急に手足がほてる」といった経験はありませんか? 通常、私たちの身体は、暑い時は血管を広げて汗とともに熱を逃がし、寒いときには血管を縮めて熱を逃がさないようにして、体温を一定に保っていますが、これらは…

 血行不良の原因

血行不良を起こす原因には、「血管の収縮」「血管内腔の狭窄」「血液性状の変化」があります。 「血管の収縮」は、文字通り血管がキュっと縮んでしまう状態です。 血管の拡張や収縮は、それぞれを促す物質によって調節されてます。血管の拡張を促す因子に一…

女性の冷え

血液は、心臓がギュッと収縮する圧力で全身に送られます。反対に、血液を身体の末端から心臓に戻すのは主に筋肉の仕事。筋肉が収縮することによって、血液を心臓まで戻す仕組みになっています。 寒い場所にずっと立っていると、心臓よりも低い位置のけつえき…

生活習慣病

ひえは本人にはつらい症状かもしれませんが、それ自体が何かの病気につながりやすいというものではありません。 それよりも、冷えを招いている血行不良のほうが問題です。さまざまな原因から血行不良は起きますが、その大元の原因によっては、血管が詰まりや…

冷え度チェック

冷えを感じる度合いは個人差があります。自分の身体がどれくらいひえているかチェックしてみましょう。□ 手足がいつも冷えている □ 寝るときは靴下をはかないとつらい。もしくは電気毛布や湯たんぽなどがかかせない。 □ 低血圧(最大血圧が100mmHg以下) □ 夏…

冷えとは

「冷え」は自覚症状が中心で、冷えの度合いを検査数値などで客観的に示すことができないので、定義が難しいものです。ご自身で冷えがひどいと思っていても、他人が手足に触れて温かく感じられるのなら、これは冷えとはいえません。逆に、まったく自覚症状が…

花粉症の緩和に役立つ食品と成分

花粉が体内に入ると、たくさんの過程を経て、くしゃみや鼻水、鼻詰まりといったアレルギー反応がおきます。ケールや甜茶、シソ、ハトムギなどに含まれている有効成分は、アレルギー反応にいたるさまざまな過程をブロックし、症状の緩和に役立ちます。効果を…

食生活

不規則な生活やストレスは、アレルギーの引き金となるばかりでなく、アレルギーを悪化させる大きな要因に。 特に、ストレスは身体の各器官の働きを腸瀬ウtしている自律神経のバランスを崩します。花粉症は自律神経が乱れたときに発症しやすく、症状が悪化し…

完全防備のための洋服のヒント

帽子 髪についた花粉は眼や鼻を直撃するので、帽子は必需品。ツバは広めで、長い髪は束ねて帽子の中へ。 マスク 鼻やのどを保湿・保温するため、ガーゼをぬらしてかたく絞り、マスクにはさむと効果的。最近は、花粉症専用の立体的なタイプも一般的。 メガネ …

花粉を寄せ付けない工夫

・できるだけ外出を控える ・ドアや窓をしっかり閉め、隙間テープを利用する。 ・外出時は、帽子、マスク、メガネ、コートなどで完全防備 ・衣服やペットなどについた花粉は玄関の外で払い落とす。 ・洗濯物は室内干しか乾燥機を利用。 ・布団をほしたら、掃…

花粉情報のチェック

スギ花粉の量は、前年の夏の気象条件によって左右されます。猛暑(高温・少雨)であれば翌年春の花粉が多くなり、冷夏(低温・多雨)であれば花粉は少なくなるといわれます。 また、花粉が飛びやすいのは、天気が晴れか曇りで、気温が高く湿度が低い日。雨の…

早めの花粉対策

花粉症の症状をできるだけ軽減するには、予防がモノをいいます。花粉が飛び始める2週間ぐらい前から初期の治療を始め、シーズン中も継続することで発症を遅らせたり、症状を軽くする効果があります。 花粉症は、誰にでも起きる病気ではありませんが、一度発…

簡単アロマテラピー

芳香浴 〜香りを空間に拡散させる方法〜 ・専用の芳香器や陶器(マグカップなどでも)などに湯を張り、1〜5滴(6〜8畳に対して)たらし、部屋におく。 ・エアーフレッシュナーをつくり、空間にひとふきする。 作り方:スプレー容器に無水エタノール5ml(…

おすすめの精油

冬のダメージ、「冷え」と「乾燥」から守ってくれるおすすめの精油はこちら○ 部屋の空気をきれいにして風邪予防を。 ユーカリラジアタ・ティートリー・ラベンダー○ 冷えた体の血行促進や緊張緩和に。 スイートマジョラム・ユーカリラジアタ・レモングラス・…

日本人の花粉症

原因となる花粉は50種類以上ありますが、春先に猛威をふるうのはスギ花粉。日本の花粉症患者の約80%は、スギ花粉によるものといわれます。 近年、花粉症にかかる人がふえてきた原因は、戦後に植林されたすぎが樹齢30年以上を越えて、花粉の飛散量が増…

精油を使う際の注意事項

・精油の量を多く使えば高い働きが期待されるわけではない。 ・原液は直接肌につけたり飲んだりしない。 ・子供、お年寄り、妊娠中の方、既往症のある方、身体が敏感な方や皮膚疾患のある方は、専門家や医師に相談してから使用する。 ・3歳以下の子供には、…

花粉症チェック

花粉症は、くしゃみや鼻水、せきなどの症状が風邪と勘違いしやすいが、花粉飛散期に下記のような症状が続く場合は花粉症の可能性大。思い当たったら、早めに対策を。□連続10回以上のくしゃみが出る。 □透明でサラサラの鼻水が出つづける。 □鼻がつまる □頭…

アレルギーの検査法

花粉症の検査には、皮膚に浅い傷をつけて疑いのある抗原(アレルゲン)をたらす「スクラッチテスト」、皮膚に直接薄めた抗原のエキスを注射する「皮内テスト」、血液中の抗体の量を調べる「血液検査」などがあります。血液検査では、抗体がどの抗原に反応し…